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抱くとキャンという。 [病気]

 診察をする際、飼い主様からいろいろなお話を聞かせていただくことがあります。その中でときどき聞くのは、この子、抱くとキャンということがあるんです。ということです。

 ただ病院で診察をするときは、抱いてもキャンと鳴くことはほとんどありません。こういう場合、診断するのにとても頭を悩ませます。

 以前僕が獣医師になりたての頃、疼痛管理はとっても大事というセミナーを聞いている中、抱くとキャンというのはいわゆる抱きキャン病、どこかが痛いから鳴く。と講師の先生が冗談交じりでお話ししていたのがとても印象的で、その頃から、そういった症状を聞くたびにもしかしたらどこか痛いのかな。と思うようになりました。

 とはいっても、必ずしも抱っこした際、痛いからキャンと鳴いているわけではないので、もしこういった症状が見られたら、抱きキャン病だ。と早合点せず、やはり動物病院に行って診ていただきましょう。


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